後半36分にみえたザックジャパンのインテンシティ ベルギー戦

ーに!!

まさかこの欧州遠征を1勝1分けでこなしてくるとは思いませんでしたw
それをただのお祭り事で済ませるのではなく、その要素を明らかにしていきたいと思います。

ではご覧ください。

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≪スタメン≫

スタメン ベルギー戦
欧州随一の戦力充ベルギーは、マンチェスターシティCBコンパニ、ユナイテッドのフェライニが先発から外れるも豪華な陣容。それにつけ加えて現実的なカウンターサッカーをするというのですから欧州予選無敗は頷けるところです。かりそめのFIFAランクですが、それでも5位というのは立派です。

日本は簡単に言えばリフレッシュメンバーです、はい。特にやることはオランダ戦と変わらず。もうザックの自信がほとばしっております。

≪対応してきたベルギー≫
ベルギーのその現実的なカウンターサッカー・その守備は、オランダ戦で好パフォーマンスをみせたザックジャパンに対してもぬかりなく施されていました。

まずは高いラインでバイタルエリアの自由を奪いに来ました。基本的に本田へのマークは厳しく、楽にゲームを作らせる気は当然ありません。

飛び出し警戒 ベルギー戦
場面は左へ長谷部が飛び出すところ。

このように2列目からの飛び出しにもルックアップで警戒の網を張り、要所ではその高いラインを崩しマンツーマンでのマークなど、守備面での組織が整えられていて、おさえるところをおさえられているといった印象でした。

そして攻撃でも、日本の前プレを空転させることと、高さの利をいかす意味でルカクを目指したハイボールを使ってきました。そして空いたスペースにアザールらが顔を出してきます。
この対応の仕方は昨シーズンチャンピオンズリーグ決勝のバイエルンがみせたやりかたですね。

やられることをやられてそれに対しザックジャパンは真向からのクオリティ勝負を挑むことと相成ったわけです。

≪充実したポゼッション≫

長谷部
まずはこの試合、和製キャリックと思わせるプレーを披露した長谷部に触れたいと思います。

相方の山口がオランダ戦に引き続き守備で好パフォーマンスをみせるも、攻撃面での貢献まで甘えることはできません。
しかしこの日の長谷部は、前項で述べた飛び出しの他にもバイタルエリアへのパス出しが非常に冴えていて、遅功の際には気の利いたパスを何本も出していました。それにより2列目が活性化され、日本の攻撃にアクセントをもたらしていました。

オランダ戦での大迫へのアシストに引き続き、この日も3点目は本田・香川を経由せずこの長谷部から柿谷へ縦パス、そして岡崎のゴールと、このキャプテンの復調は何よりの朗報かもしれません。

香川
マンUでもキャリックの存在により輝きを増す香川ですが、この日もそんな長谷部からパスを受ける機会が多く、また長谷部のみならずチーム全体の意識としてバイタルエリアでの攻撃というのが念頭にあるのでしょう、大変やりやすそうにしていたと思います。

また香川はただその持ち場でのみならず利いていたシーンがいくつか見受けられました。
ベルギーが強めのプレッシングを敢行してきた時。
こういう時ポゼッションスタイルを貫くために、香川が逆サイドから顔を出し数的優位を作ります。

香川の機転
これはおそらくザックが施した攻撃での戦術で、ベルギーからしてみたら潰したいところで潰せないわけですからショートカウンターの場面を作れず最後まで決定的な形を作るのに苦労していたと思います。

≪エキシビジョンマッチならではの展開≫
戦術面で、内容で上回っていたといっていいザックジャパン。序盤のちょんぼ失点からこのベルギー相手に3得点というのはなかなか出来る芸当じゃありません。誉められてしかるべきことです。
しかし、親善試合ということで交代枠が多い。
これによりフレッシュなメンバーをいれてきたベルギー相手に後半中盤から押し込まれる展開が増えてきます。ややザックの対応が遅れている感があり、日本は次第にインテンシティを失った時間帯になってきてしまい、コーナーから失点。

アウェイでの戦いということで嫌な流れでしたが、ここでザックのとった策が香川→細貝。
遠藤を1列上げて本田がサイドへ。

これにより後半から投入された大迫・遠藤・細貝による真ん中のラインでのプレスが利きはじめ、それにより攻守の切り替えも戻りインテンシティを取り戻すに至りました。

インテンシティの強弱・変化にはこのように交代枠やモチベーション、試合勘など色んな要素が絡んできます。特に吉田や森重は1歩遅れている感が否めませんでした。
日本人は外人よりフィジカル・高さでは圧倒的に不利なので、インテンシティが五分になってくるとやはり苦しい展開は必至でしょう。

この試合においては失点してからの対応だったのですこし不安になりましたが、この2試合トータルでみてザックはうまく舵取り出来てるとは思いますね。

≪オンラインベット結果≫

【親善試合】ベルギー 2-3 日本 
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 2013年 回収率84.0% 的中率27.0% 

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0 Responses to “後半36分にみえたザックジャパンのインテンシティ ベルギー戦”

  1. カハ編集員 より:

    はじめまして、このたびはコメントありがとうございました。

    返答が遅くなってしまって申し訳ありません。

    弊ブログ「日刊カルチョ ?Tutto Calcio?」に貴ブログ「僕と彼女のスロパチ・競馬・欧州サッカー」のリンクを貼らせていただきました。

    これからも相互リンク及び何かとよろしくお願いします。

    コメント欄にて失礼させていただきました。

    http://tuttocalciokaha.blog.fc2.com/

    • TOM より:

      コメント・相互リンクありがとうございます!

      こちらこそ、末永くよろしくお願いいたします(^^)/

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